オーツ麦農家さん訪問

オーツ麦の栽培現場を訪問し、栽培方法や品質管理、そして収穫から製品になるまでのプロセスについて理解を深める機会を得ました。以下、いくつかのポイントについてご紹介します。

1. 栽培
訪問先のオーツ畑では、地域に適した気候条件を活かして栽培が行われています。春に播種し秋に収穫するスケジュールで、
春から夏にかけては暖かく雨が降ることでオーツ麦がよく育つこと
・秋から収穫期までは雨が少なくなり、生育がストップすること
これらが品質の良いオーツ麦を育てる条件です。一般的にオーツ麦は育てやすい作物と言われますが、農家さんの「その年の気候次第」という言葉からも、気候条件の重要性が伺えます。
2. 農薬管理
訪問した農家さんでは、農薬管理が徹底されていました。国のルールに従い、必要最低限(栽培期間中に一度)の農薬のみを使用し、使用する農薬の種類やタイミングも厳格に管理されています。消費者に安全で安心な製品を届けるための取り組みです。
3. 品質確認
農家の方々は、オーツの品質を維持するためにいくつかの指標を確認しています。例えば、オーツの水分率や比重、粒の膨らみが品質の目安で、特に水分率は重要な基準として管理されています。オーツの粒の大きさは、品質だけでなく収穫量にも影響するため、慎重に確認されています。
収穫直後のオーツ麦農家さんの品質チェック
4. 収穫から製品化までの流れ
収穫されたオーツ麦は精麦工場へ送られ、脱穀、選別、加工といった工程を経ます。粒の大きさなどに基づいて選別され、異物やもみ殻が取り除かれます。その後、品質検査を経て最終的な製品が完成します。



今回、農場を訪れ、農家の方からお話を伺うことで、オーツミルクの主原料であるオーツ麦への理解が深まりました。今後は原料の栽培や管理方法にもさらに注意を払い、私たちの製品づくりに活かしていきます。